初めて登る山は登頂できるか、危険個所がないか、思わぬハプニングは起こらないかなど 心配が多いですよね。今回は鶴見岳にチャレンジしてみました。
5月中旬から6月にはミヤマキリシマの見ごろになるので、楽しみも増えますね。
どのコースにする?登山口は?
登山口は主に二つ
ロープウェイ登山口
ロープウェイ登山口はロープウェイの隣にあります。
駐車場は広く、9:00のロープウェイ開始前であれば、駐車場がいっぱいになることはないでしょう。
登りで疲れてしまった、時間が遅くなってしまったなんて時はロープウェイで降りてくるのもありかと思います。
鶴見岳を目の間にこんな高い山登れるのか?!と思ってしまいました。
鶴見岳登山口(火男火売神社)
駐車場の入口が少し,わかりにくいかもしれません。
とおり越して城島高原の方に行かないように。
ロープウェイ乗り場をすぎてしばらくいくと、右手に火男火売(ほのおほのめ)神社の鳥居がみえますのでそこの細い道をすすんで行きます。
大きい車だとすれ違うことはできません。帰りの際の下りの車は登りの車が来ないか、待避スペースはどこにあるかチェックして降りていきましょう。ガードレールはなく、カーブも多いので車が落下しないよう 待避スペースまでバックする際も慎重に。
駐車場は広く、G.W.中の午前中でもいっぱいになることはありませんでした。
トイレは水洗ではありませんが、ありますので助かります。
鶴見岳の登山道
登り始めようとすると、 早速小動物の白骨化した遺体が...。
なんの動物だったのでしょう?
登山道を歩くと山頂までの目安時間や高さなど細かく看板があります。
ピンクのリボンが木にブラ下がっているので、それを目印に山頂へと進みます。
新緑が美しく鳥のさえずりに癒されます。
道は歩きやすく、迷うこともほぼないでしょう。
雨の後は滑りやすいので注意です。
2歳~10歳くらいの子ともたくさんすれ違ったので、子連れにもよい山なんでしょう。
それほど休憩もなく登り続けられます。
子どもは歩きながら足元を痒がります。
あとでみてみると、沢山刺されていました。
虫よけスプレーは必須です。
急勾配の場所はそれほどなく、あるとしたら鎖があるところでしょうか。
鎖場所は2か所ありました。
下りの方が足が短い子には難しいです。
山頂付近ではタヌキに遭遇!!
使われていないリフトと山小屋の穴に潜って隠れていきました。
この山小屋を巣にしているらしい。
糞も沢山ありましたので、踏まないよう注意です。
山頂の様子
9時を過ぎるとロープウェイを利用してきた人もいるので 山頂付近は大賑わい。
山頂からは由布岳がはっきり見えます。別府市内も一望でき、絶景です。
七福神巡りができたり、ミヤマキリシマの群生地があったり観光客が楽しめる作りになっています。
かなり人工的に手が加えられてしまっているので、個人的には山頂に登った達成感が損なわれてしまう気が。。
行ったときはまだ山頂のミヤマキリシマは咲いていませんでした。
山頂手前の登山道にはちらほら、咲き始めているところもあるくらいです。
山頂付近は人が多すぎたので、山頂少し手前の城島高原がバッチリ見える風景で早めのお昼をとりました。
日影がないので、日差しがバッチリ差し込みます。日焼け止めクリームを塗って対策しましょう。
縦走
登りに2時間弱。まだまだ時間も体力もあるので縦走ができそうです。
馬の背三叉路⇒西の窪⇒南平台をまわって下山して行けばよかったと思いましたが、
子どもたちが縦走に反対したため、元来た道をただ下山しました。
鞍ケ戸から船底への縦走もあるようですが、今は立ち入り禁止⛔になっています。
山々が連なっていますので、体力に応じて縦走を計画してみるのもよいでしょう。
まとめ
火男火売神社から鶴見岳山頂まで登りは2時間弱、下りは1時間ほどでした。
山頂で1時間ほど休憩をとり、トータル4時間あれば8歳の子連れで登山ができました。
整備された道で緑の木々の中をハイキングできますし、子どもでも達成感が得られやすい山です。
また、山頂はとても暑いですが、森林の中に入れば涼しく活動しやすい気候です。
最初は虫が多い!など文句ばかり言っていた我が子でしたが、自然の癒しのおかげで「楽しいな」と言って下っていました。
時間をとって新緑の中で過ごすことによって、子どもの社交スキルを高めたりストレスを改善していきましょう。
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