北海道の観光地は沢山ありますが、子どもに歴史の勉強も兼ねたいと思っている方は必見!
白老町にあるウポポイ 民族共生象徴空間はいかがでしょうか?
ウポポイでできることをご紹介致します。
ウポポイとは
ウポポイ(民族共生象徴空間)は、北海道白老町に位置するアイヌ文化を体験できる国立の施設です。
ウポポイという名前は、アイヌ語で「(大勢で)歌うこと」を意味し、ここではアイヌの伝統文化や歴史に触れながら、体験を通じて学ぶことができます。
子連れで訪れる際にも楽しめる工夫がたくさんあり、家族での訪問におすすめです。
ウポポイまでのアクセス
ウポポイ(民族共生象徴空間)は、北海道白老町(しらおいちょう)にあります。
白老町は、北海道の南西部、札幌と新千歳空港の間に位置しており、アクセスしやすい場所です。具体的なアクセス方法は以下の通りです。
アクセス方法
- 電車の場合
JR「白老駅」から徒歩約10分。ウポポイは白老駅から非常に近いので、公共交通機関を利用する場合は、電車が便利です。 - 車の場合
札幌市内から車で約1時間半、新千歳空港からは約40分です。ウポポイには広い駐車場も完備されていますので、車での訪問も安心です。
住所
〒059-0902 北海道白老郡白老町若草町2丁目3
このように、ウポポイは北海道の主要都市からアクセスが良く、家族での旅行にも適した場所に位置しています。
ウポポイ(民族共生象徴空間)を効率よく回るために
体験プログラムのタイムテーブルをうまく活用し、事前にスケジュールを立てることが重要です。
ここでは、一般的な体験プログラムや施設内の主要スポットを基にした効率的な回り方のポイントをご紹介します。
ウポポイの体験プログラム
ウポポイでは、さまざまな体験プログラムやパフォーマンスが定期的に開催されています。
主なプログラムには以下のものがあります:
- アイヌ古式舞踊(屋内ホールで開催)
- 口承文芸(ユカㇻ)(アイヌの伝統的な物語を聞く)
- 楽器体験(ムックリなどの伝統楽器)
- 工芸体験(アイヌの模様を使ったクラフトづくり)
- ワークショップ(子供向けの簡単な体験型プログラム)
各プログラムの開催時間は日によって異なるため、事前に公式サイトや現地のタイムテーブルを確認し、興味のあるプログラムの時間をメモしておきましょう。
私が行った時のプログラムの予定はこんな感じでした。
効率的な回り方
事前予約とプログラムチェック
ウポポイのプログラムは人気が高く、早めに埋まることがあります。一部の体験プログラムは予約が必要な場合もあるので、公式サイトでの事前予約を忘れないようにしましょう。現地到着後には、まずプログラムのタイムテーブルを確認し、希望するプログラムの時間を中心にスケジュールを組むことをおすすめします。
午前中に屋外エリアを散策
朝一番でウポポイに到着したら、まずは施設全体の雰囲気を楽しむために、外のエリアを回るのがおすすめです。
特に、晴れた日はウポポイの敷地内を散策し、湖や周辺の自然を楽しむ時間を設けましょう。
広場や森林の遊歩道をゆっくり歩き、自然と触れ合いながらリラックスした時間を過ごせます。
私が行った日は雨だったのですが、雨でも心地よい自然が広がっています。
傘の貸し出しがあるので 急な雨にも慌てなくて済みます。
道中にはスタッフが立っており アイヌ語で話しかけるとカードをプレゼントしてくれるなどの工夫もありました。
全部で5種類あり そのカードを集めて回ったり楽しんでいました。
アイヌ民族の伝統的な家屋チセも見ることができます。
チセは主に木材や草、葦(あし)などの自然素材を使って建てられ、冬の厳しい寒さから身を守るために、断熱性や耐寒性が重視されています。
屋根は急勾配で雪が積もりにくく、壁は草や藁を使って覆われています。
午前中の早い時間に人気プログラムを体験
ウポポイの体験プログラムの中でも特に人気があるのが、アイヌ古式舞踊や口承文芸などのパフォーマンスです。
これらは定員制のことが多いため、午前中の早い時間帯に参加することで混雑を避けやすくなります。
もしアイヌ文化に初めて触れるのであれば、これらのプログラムから始めることで、文化の全体像をつかみやすくなるでしょう。
整理券が配布されていますので、あらかじめ整理券を人数分もらっておきましょう。
定員は303名です。
伝統芸能上演を見ましたが、声が響き渡っており 迫力がありました。
鳥や動物も声で音を出しているので珍しい体験ができるかと思います。
撮影禁止だったので 写真はありません。
お昼に伝統料理を楽しむ
カフェ リㇺセ
午前中に体験プログラムを楽しんだ後は、施設内のレストランでアイヌの伝統料理を味わいましょう。
ウポポイ内のレストランでは、食材や調理法にアイヌの文化を感じられるメニューが提供されています。
焚火ダイニング・カフェ ハルランナ
しっかりとお昼を食べたい方にはこちらが良いでしょう。
ヒンナヒンナキッチン 炎
残念ながら アイヌの伝統料理を我が子は好まなかったのでこちらのレストランに行きました。
フードコートですが、かなり混雑していました。
左が白老ビーフカレーです。
お肉が柔らかくて美味しいです。
右がスープカレーです。
スパイス感なく 味が薄めでした。
山菜そばはたっぷりのお蕎麦とラーメンと兼用のなると
午後はワークショップや工芸体験を楽しむ
午後には、ワークショップや工芸体験などのハンズオンプログラムに参加しましょう。アイヌ模様のクラフト作りや伝統楽器の演奏体験など、子供も楽しめるプログラムが豊富にあります。これらのプログラムは親子で一緒に体験できるものも多いので、家族で参加することができます。
アイヌの民族衣装を着て記念撮影などもできます。
屋内展示をゆっくり見学
プログラムが終了した後は、時間が許す限り博物館エリアを見学しましょう。
アイヌの歴史や文化を詳しく学べる展示が充実しており、展示物はどれも興味深い内容です。
子供向けの解説もあるため、家族全員で楽しめる内容となっています。
お土産ショップで最後の楽しみを
ウポポイの最後には、お土産ショップでアイヌ文化を感じる品物を手に入れるのも良いですね。
アイヌの伝統模様が施された雑貨やアクセサリーなど、ここでしか手に入らないアイテムも多いので、記念として購入するのもおすすめです。
最後の出口(駐車場近く)にはスイーツもあります。
店内一番人気のお土産を買ってみました。
ちょっと電子レンジで温めるとファンタンショコラのようなデザートになります。
モデルプラン例
9:30 施設到着、外エリアを散策
10:00 アイヌ古式舞踊を鑑賞(屋内ホール)
11:00 工芸体験(予約が必要な場合は事前に確保)
12:30 アイヌ伝統料理のランチ
13:30 子供向けワークショップ参加
14:30 博物館内の展示を見学
16:00 お土産ショップで買い物・終了
まとめ
このようにタイムテーブルを確認しながら、効率よくウポポイを楽しむためには、事前準備が大切です。
希望する体験プログラムの時間に合わせて動き、午前と午後でバランスよく屋外と屋内のエリアを楽しむことで、充実した1日を過ごせるでしょう。
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