博多からフェリーで約一時間。青い海を求めて気軽にバカンスを味わえる場所といえば 壱岐です。
福岡で海と言えば 糸島や志賀島も人気ですが 人も多いですね。
壱岐はイモの子を洗うような状況にはなりません。
透明度の高い海水とサラサラとした白い砂浜で子どもを遊ばせることができます。
キレイな空間でこどもとの思い出を作ってあげませんか?
壱岐までどうやって行く?
ジェットフォイル、フェリー
壱岐には郷ノ浦港・芦辺港・印通寺港と三つの港があります。
博多港からは芦辺港、郷ノ浦港に行くことができます。
唐津東港からは印通寺港に行くことができます。目的先にあわせて 到着先の港を選ばれるといいですね。
ジェットフォイルだと1か月前から席の予約もできるので、確実に乗ることができます。
往復でとると割引がききます。
フェリーは乗船前から並んで旅客券を取得します。
ジェットフォイルよりも2350円(片道、大人)安く乗ることができます。
また、一等席を希望すれば 少人数の部屋でくつろぐことができます。
一等の希望者が少なく 相席にならなければ、家族で一部屋利用でき他の乗客に気を遣わず 2時間20分の船旅もあっという間です。
一等専用ラウンジなどもあり、海を見ながら軽食をとることもできます。
船内にはお菓子の自動販売機、カップラーメンの販売機とお湯が用意されています。
飛行機
長崎空港から壱岐空港まで30分です。
福岡空港から壱岐空港行の便はないため、福岡空港から地下鉄で博多駅→博多駅西日本シティ銀行前バス停 48、99系統のバスに乗り博多ふ頭行のバスに乗ります。
それからはフェリーでの移動です。
壱岐の島内での移動方法は?
島内はレンタカー、タクシー、バス、自転車などの移動手段があります。
レンタカー
レンタカーは繁忙期は早めの予約がおすすめです。
レンタカーを利用したかったのですがネット上では空いておらず、片っ端から電話してようやくたどり着いたところが あぶらや壱岐レンタカーでした。
借りる時も返却時も時間がほとんどかからず 便利でした。
車内はキレイで清潔感もあり、大人二人、子供二人でも十分な広さ。
狭い道路を走ることも多い壱岐では小回りがきいて、運転しやすいです。
バス
バスは本数が少なく 効率よくまわることができません。バス停での待ち時間も長くて暑いですね。
タクシー
タクシーは観光スポットに連れて行ってくれるタクシーもあります。
港でたくさんのタクシーが並んで待っていてくれるわけではないので、使いたいときにすぐ来てくれない可能性もあります。
レンタサイクル
郷ノ浦の観光案内所では自転車の貸し出しがあります。
周辺を散策するには問題ないのですが、坂道も多く地図でみると近そうですが、自転車を使うとかなり距離があり観光スポットに到着するまでには時間と脚力が必須です。
無料送迎バス
宿泊先の民宿や海まで送迎をしてくれるところもありますので、そのような無料送迎を利用するのも手です。
無料送迎利用の時は芦辺港か郷ノ浦港か目的地をしっかりとバスに乗車してから聞いた方がよいです。
私たちは郷ノ浦と伝えたのに芦辺港に降ろされるというハプニングが生じ、往復で買ったジェットフォイルの旅客券を現地で払い戻し、新たにフェリーの旅客券を購入しなければなりませんでした。
見逃せない絶景ポイントは?
辰の島海水浴場&遊覧
島の北部にある無人島の海水浴場で勝本港から10分くらいで着きます。
辰ノ島全体をめぐる遊覧船は絶景ポイントがいくつもあって おすすめです。
駐車場は無料で 漁港横の空いているところに停めます。
待合所周囲には現在改築中のカフェがありました。
無人島には食材がないため 近くのローソンで食材を調達しておきます。
隣に土肥製菓店があります。開店前でも自販機があるので24時間壱岐のスイーツが購入できます。
カステラの皮であんを巻いた”かすまき”や焼酎入りケーキなど壱岐オリジナルの商品も陳列されていました。
大きなどら焼きをセレクト。餡が沢山入ってボリューム満点です。
辰の島海水浴と遊覧のセットは
大人2,000円
小人1,000円
を支払い、乗船する人の名前や住所などを記載して船に乗り込みます。
船内で過ごすことはなく、皆デッキに出て波しぶきを感じながらクルージング開始です。
小さな子は転落しないように注意です。(二階で座ってみた方がよいでしょう。)
見事な操縦スキルで岩の隙間に入り込んで、みせてくれます。
透明度の高いエメラルドグリーンの海に感動します。エーゲ海の秘境を思わせるような風景です。
遊覧が終わったら 無人島辰の島海水浴場へ。
夏季シーズンは海の家が設営されています。
着替え(更衣室 男女別 無料)やシャワー(一回200円)カップラーメンの販売もありました。
潮がひいているのか海水から海の家まで少し離れていました。
遠浅で奥までいっても足が地面に余裕でつきます。
辰の島の帰りは乗車券の提出は必要ないですよ。
勝本港 フェリーターミナル
勝本港から辰の島行のフェリー発着しています。
猿岩
黒崎半島の先端にある玄武岩は、駐車場からみると想像以上に猿そっくりです。
日本の奇岩百景にも選ばれています。
駐車場には“お猿のかご屋”というお土産やさんがあります。
そこで買った 高級あおさ 弾力と歯ごたえがあり香もよく、存在感のある食感で
お味噌汁にいれておいしくいただきました。
猿岩
tel:0920-47-0817(お猿のかご屋)
錦浜(にしきはま)海水浴場
壱岐空港に近く、飛行機が発着がみられます。
透明度の高い海水でバナナボートやシュノーケリングなどのマリンスポーツが楽しめます。
海外や沖縄よりとても安いので、マリンスポーツがお好きな方はおすすめです。コロナの関係でジェットスキー体験ができなかったのが残念です。
シーガル・インというマリンスポーツができる施設があります。こちらでマリンスポーツを予約します。
周囲にコンビニやレストラン等はありませんので、あらかじめ持参するか、こちらでも軽食やアルコールをとることができます。
シーガルインでもマリンスポーツとともに予約すると 無料送迎してもらえます。
ビスケット・・速さはお好みで調節してもらえます。超低速でしたが、8歳のわが子は波に打ち付けられて怖かったとのこと。
朝一番で海に来たので、まだ水が冷たいです。
竹竿にエビの餌をつけて ”くさふぐ”を釣りました。
お子さんが 釣りに夢中になって転落しないように気を付けてくださいね。
とったフグの池を作って遊んでいます。
捕った後は海に返してあげました。
この他にも ビーチバレーや野球 テニス(バウンドさせない)やフリスビーの貸し出しがあり、海で一日中遊べます。
シーガル・イン
壱岐の名物
うに
2020年6月まではあまごころ壱場という市内最大規模のお土産屋があり、2階には”うに”のレストランもあったのですが、コロナの影響で閉店してしまったようです。
ここで壱岐の特産品は網羅されていたのですが。
壱岐ステラコート太安閣の”うにしゃぶ”は絶品でした。
濃厚な雲丹のエキスのお出しの中に野菜や鯛をさっと湯がいて食べます。
残っただし汁で雑炊にして食べたいほど だし汁にうまみがつまっていました。
イカなどの海産物
海に囲まれた島ですから 海産物はとれたて新鮮で美味!民宿ではたっぷりお刺身を出してもらえます。
港のフェリー乗り場の入口にアジやイワシの干物、剣先イカやスルメイカ、あじやいわしの干物が売っています。
お土産に買って自宅でも壱岐の味を味わってください。たくさん買うとサービスしてくれると思いますよ。
壱岐牛
年間900頭しか出荷されない希少性の高い和牛で、口に含むととろける様になくなるブランド牛。
潮風が吹く土地のミネラル豊富な草を食べ、大自然の中でストレスなく育てられているため上質な肉となるのだそう。
民宿やホテルの夕食で味わうことができますよ。
まとめ
コロナの影響でやむを得ず廃業となってしまったお店もあり 残念ですが、観光によってできるだけ島の応援をしていきたいですね。
博多からジェットフォイルでわずか1時間のショートトリップで絶景とプライベートビーチのようなキレイな海に出会える壱岐。
浮き輪と水着のままフェリーに乗っている方もいます。
ぜひ 夏休みの子供の思い出作りに 出かけられたらいかがでしょうか。
沢山の発見があること間違いなしです。
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