佐賀県へショートトリップ/有田焼と嬉野温泉へ

旅行

佐賀県の有田では日本で初めて磁器が焼かれた場所です。至る所に有田焼のお店が軒を連ねています。

有田焼の初期は白磁に藍色一色で図柄を描いた「染付磁器」を中心に作っていました。これは朝鮮で主に使われてた技法でした。

よくあるこんな色

その後1640年代に中国人陶工によって技術革新が行われ、濁手と呼ばれるやわらかく温かみのある乳白色の生地に赤を基調とした「赤絵」柿右衛門様式などが登場します。

有田に行ったら有田焼が欲しくなりますね。

有田焼の歴史がわかる場所&購入できる場所をお伝えいたします。

有田ポーセリングパーク

園内には磁器で作られたライト、チェス、ヨーロッパ調の建物がみられます。

有田焼ライト

広々とした庭園にツヴィンガー宮殿をバックに写真を撮る人が沢山。

ツヴァインガー宮殿

修学旅行、ドラマの撮影、雑誌の撮影などフォトスポットとして選ばれています。

一部お土産屋さんやレストランはコロナの影響でクローズされていました。

みやげ屋「蔵」のみ営業しており、有田焼も一部に販売コーナーがありました。

登り窯

約400年間陶祖「李 参平」が有田で初めて磁器を焼いたといわれている日本磁器創成期の天狗谷小釜をもとに再現されたものです。

登り窯

陶壁画

当時の工房の様子が描かれています。陶石(とうせき)を細かく砕いて粘土を作り出す様子や成形、本焼に至るまで 一つ一つ手作業で行われる当時の姿がうかがえます。

子どもが器のほこりをはらって仕事をしている絵が印象的でした。

壁に陶器が植え込まれており、アートとして一躍を成していました。

壁に植え込まれた陶器

陶芸体験の予約も受け付けていました。旅の思い出に自分の器を作成するのもよいでしょう。

お気に入りの焼き物が見つかるかも?アリタセラ

有田焼の厳選された品々が店頭にずらりと並べてあるセレクトショップが複数あるショッピングリゾートです。約20000坪の敷地には、日常で使える食器や美術骨董品まで幅広く販売されており、繊細に描かれた陶器を眺めることができます。

アリタセラ 駐車場側より撮影

センスのよい品々が並べられた空間はまるで美術館のよう。

お店によってもコンセプトが違うので、お気に入りのお店がきっと見つかることでしょう。

アウトレット商品は少し絵具が滲んでいる、一部絵具が飛び散っているなど、素人は指摘されないと気付かないレベルのものです。自宅で普段使いする用途ならお安く購入でき、おすすめです。

オンラインショップにも力を入れているようですが、実際目でみて妥協できる範囲なら掘り出し物をgetできるので、ラッキー!

お店はPayPayの支払いやクレジットカードの支払いもできます。

駐車場は800台無料完備されていますが、GWや秋の有田陶器市は車がびっしり!

シャトルバスも出ているので、ここに車を停めて市内に繰り出すのもよいでしょう。

22の陶磁器ショップの中でお気に入り窯元は?!

それは其泉窯(きせんがま) 賞美堂本店です。

江戸時代から続く伝統模様「古伊万里」は西欧諸国で高く評価され、現在に至るまで人気のある商品です。現代にあうように伝統を生かしながら日々新しくデザインされています。

店舗に入ると パッと目を引く可愛らしいデザイン。

言われなければ有田焼とは思えないかもしれません。

入口や会計、奥にはアウトレット商品が並んでいます。

購入したのは琳派古伊万里様式の大皿。どの店舗の大皿も眺めてきましたが、豪華な色どり、細かな絵柄、花のような形が素敵で購入を決意。

大皿の他にも小皿、丼皿などライン使いで揃えたくなるような品揃えです。

子伊万里様式

日本三大美肌の湯 ”嬉野温泉”でランチ&温泉

ハミルトン宇礼志野でのランチ&温泉

嬉野温泉は歴史のある和風なお宿が多い中、こちらは珍しく英貴族の邸宅のようなコンセプトのホテルです。

洋風な外観

ランチと日帰り温泉がセットになったプランがありますので、時間がない時でも気軽に楽しめます。

モチっとした生パスタはボリュームがあり、8歳のうちの子は食べきれていませんでした。

ヒラメや豆乳を使った前菜
ムール貝のパスタ
ブラッドオレンジのシャーベット

お風呂は内湯と露天風呂一つずつ。 こじんまりとしたお風呂です。

時間帯によって男女が入れ替わります。

まとめ

有田ポーセリングパークで有田焼の歴史学び、アリタセラでお気に入りの食器を見つけます。その後は車で30分足をのばしてハミルトン宇礼志野でランチ&温泉のONE DAY TRIP。

気軽に佐賀の魅力を体験できるプラン いかがでしょうか。

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