本場オクトーバーフェスト
ドイツのミュンヘンで開催されるオクトーバーフェスト。年に一回新しいビール醸造シーズンの幕開けを祝う祭りで、1810年から開催されている歴史ある世界最大ビール祭りです。
戦争やコロナウィルスの関係で開催されない年もありましたが、今年は2022年9月17日~10月3日まで開催されるようです。
200年続く年間600万人の人が訪れるお祭り。どんな感じなのでしょう。
大混雑の地下鉄
お祭り期間は沢山の人で溢れかえっています。
エプロン姿の女性も沢山みられますよ。
1Lビアジョッキ
お祭りで使用されるジョッキは1Lジョッキ。それを両手に持って飲んでいく…
隣で飲んでいた人はなんと警察官。勤務中らしい。
日本人では考えられないカルチャーショック。
ドイツ人ににとってビールは水みたいなものなのか。
会場内では熱心に楽器の演奏を引く姿やバイエルンの歌で会場を盛り上げてくれます。
食事やおつまみ
小さなテントがたくさんあり、それぞれのお店でご自慢の料理を提供してくれます。
白ソーセージ プレッツエル、燻製魚などドイツならではのおつまみです。
ニンフェンブルグ宮殿
この宮殿は、1662年バイエルン選帝侯フェルディナント マリアのその妻ヘンリエッテによって夏の別荘地として建てられました。
宮殿内の一番の見どころは「大広間」
宴会広間の天井には
ヴィーナス教会の建築も手掛けたヨーハン・ツィンマーマンによるフレスコ画も描かれており、
とっても豪華で素晴らしい。
庭園散策が気持ちいい、とってものどかな時間を過ごせます。
作られた当初はイタリア様式だったが、拡張の際にフランス様式を取り入れ、18世紀にはイギリス様式に造園されたそう。
お城内も、庭園も広くゆったりしていますので 休暇に来た気分で過ごせますよ。
ミュンヘン レジデンス
バイエルン王国を治めたヴィッテルス バッハ家が住んでいた宮殿です。
14世紀から500年にもわたって使用されてきた王族の豪華な室内!
ルネッサンス、ロココ、バロック、新古典主義といった各様式が混在する特徴があります。
ヴィッテルスバッハ家の肖像画が121枚も並べられた祖先画
ゴールドに縁どられた額縁が高級感あり
長さは66mもあり、レジデンツの中では最古の部屋。
天井には一面フラスコ画が描かれており、
アルプレヒト5世が収集したローマ時代からの彫刻がずらりと並べられています。
どこをとっても細かな作りに驚かされます。
ミュンヘンを代表する観光スポットで、見ごたえたっぷりの豪華なお宝がたくさんみられますので、ぜひ見学してみてください。
ピナコテーク・デア・モデルネ
ピナコテークはミュンヘンに3つあり、一つはバイエル王家のコレクションを収蔵するアルテ・ピナコテーク、さらに19世紀にその時代の現代美術を収蔵するノイエ・ピナコテークがあります。
3つ目は2002年に開館したピナコテーク・デア・モデルネです。
グラフィックアートや現代アート、建築、デザインなどを堪能したい方はこちらへ。
4分野の美術館を集合させたところは、なかなか類をみない美術館で新鮮です。
現代のデザイナー名作家具や自転車、バイクなどの展示品が多くあり楽しいです。
美術分野ではダリ、ピカソ、マティス、カンディンスキーなどの作品の展示があります。
インテリアが素敵な空間。
ヨーロッパ最大規模を誇る近代美術館。とにかく見どころがたくさんありますので、時間をかけてゆっくりとみられるといいですね。
フラウエン教会
1468年建築家イェルク・フォン・ハルスバッハにより建築が始まり、1494年に完成しました。
ドイツで最大規模を誇る後期ゴシック様式の傑作とされています。緑色のルネッサンス様式のドームが二つついており、これは1525年に追加されました。
この玉ねぎ型のドームに市民は愛着を持ち始め、この建築がバイエルン全土の教会に広がっていきました。
高さは99メートルあり、ミュンヘン市内では一番高い建物となっています。
ミュンヘンでは100m以上の建物の建築は禁止されているようです。
まとめ
ドイツのミュンヘンは見どころ沢山でしたね。
中でも9月下旬はオクトーバーフェストで盛り上がることもでき、気温も最高気温20度前後、最低気温10度前後と過ごしやい気温です。
オクトーバーフェストにみんな行っているので、その他の観光地も混雑しているところはありませんでした。中世の面影がのこる赤レンガの街並み、かつての王国が貯蔵した宝物の数々、技術大国ドイツをこの目で確かめてみませんか?
ビールも美味しいですよ。
コメント