子どもに習わせて良かった習い事5選　適切な時期を逃さないために

こどもへの将来を見据えてどんな習い事をさせたらよいか迷いますね。

小さいころから心肺機能を高めておくことで、集中力を養うことができ　後々受験にも有利になっていきます。子ども発達段階を知り、その時期に見合った習い事をすることで、ぐんぐんスキルが身につき、脳や神経系の発達が目まぐるしいものになります。

そこで、おすすめの習い事とそのメリットをお伝えします。

音楽教室

絶対音感や相対音感が身に着く

聴力は生まれた時にはすでに大人以上の聴力を持ち、10歳ころをピークとして成長していきます。

人間の聴覚はとても早い時期に完成してしまうので、幼児のころからピアノなど音楽教室に通い、トレーニングをすることで「絶対音感」を身につけることができます。

脳機能の向上が期待できる

絶対音感を持つことで、IQが10ポイント以上高くなるなど　脳の発育にもよい影響を与えます。

また、HQが上がるという特徴があります。

HQとは問題解決能力、主体性、協調性、思いやりといった人間らしさのことをいいます。

さらに、脳梁（のうりょう）と呼ばれる部分が太くなり、左右の脳のバランスがよくなります。

小脳も大きくなり、運動機能や知能機能、感情的機能もアップするという脳の成長に良いことばかりです。

向上心と自信がつく

必ず発表会があるので、その場で間違わずに弾くというプレッシャーを感じつつ発表するという度胸がつきます。今後も人前で発表するという機会は幾度となく訪れますので、よいトレーニングになりますね。

我が子はヤマハ音楽教室に通っています。１歳児からはリズムに合わせて歌ったり踊ったり。

集中力の短い子どもが楽しめるよう先生が次の曲や踊りにうまく移ってくれていました。

4歳ころから鍵盤を触って音を出していきます。エレクトーンにはたくさんのボタンがあり　あれもこれも押してみたい我が子が、グループレッスンで静かにしているのはとても大変でした。

小学生に入るとテキストの短めの曲から家で練習して、グループレッスンで弾いて先生にアドバイスをもらいます。足りないところは個人レッスンで補強します。

自分の好きな曲が弾けるようになっていくと弾く楽しみを感じているようです。　

英語教室

英語耳を作ることができる

小さいうちから英語に触れさせて、脳や耳を慣れさせておくことで　将来のグローバル社会に有利な状況をつくることができます。

英語の発音をそのまま真似できる「英語耳」をつくりやすいのは、やはり10歳前後といわれています。このころまでに沢山の英語を聞かせてあげることが重要です。

小学校でも英語が必修科目となり、普段から英語に親しんでいる子は英語が得意科目になること間違いなしです。

コミュニケーション能力の向上

英語を話すことでコミニュケーション力が高まり、異文化を理解しようとしたり、海外の歴史にも興味がわいたりと学習意欲が増すでしょう。　

我が子はLabo　Party（ラボパーティー）「ことばが子どもの未来をつくる」に所属しています。

ここでは主にコミニュケーション能力の向上を目指しテーマ活動を行います。

毎日英語のCDのお話をききます。

英語のあとは日本語が流れるので　お話の内容は理解できます。絵本も一緒にあわせて読んでいくこともできます。好きなお話なら集中してきいてくれますので英語耳を作るのに最適です。

子ども同士で答えのない答えを探し求め、試行錯誤していく。それを表現し、発表する。

これからの時代を生き抜くのに必要なスキルです。

国際交流によって異文化の理解、柔軟性を得ることができる

海外留学体験を通しての学びも有益です。

1か月アメリカやオーストラリアなど希望の国にホームステイ。

異文化体験をすることで、新しい状況への適応力が高まり、課題を克服することができます。

また、物事を多角的な視点でとらえることができるようになり、柔軟性を得ることができます。

こちらはラボパーティーとは違いますが、絵本の読み聞かせができる点でオススメです。

スイミング

スイミングは0歳から習うこともできる人気の習い事ですね。

歩く、走る、投げる、蹴る、泳ぐ、踊るなどの神経系は5歳までに大人の80％が完成してしまいます。

神経系の発達のために　スイミングは良い刺激を作ることができます。

スイミングのメリットは以下の４つです。

全身運動をすることで基礎体力をつけることができる

水泳は陸上運動の4~10倍の消費カロリーです。

短時間で運動量が多く、体力アップにつながります。

心肺機能を高め、持久力がつく

水に入ることで自由に呼吸ができなくなり、呼吸筋が鍛えられます。

よって肺活量が大きくなります。

また、水中では胸部に水圧がかかり肺機能が強くなろうとします。

チャレンジ精神、向上心を高めることができる

様々な泳法があり、タイムを縮めるために努力しようと工夫を重ねていきます。

このようにスイミングはメンタル面を鍛えていくこともできます。

成長に適した安全な運動である

水中では浮力が働くため、体への負荷を減らしながら心拍数を維持できます。

水が衝撃を吸収しつつ関節、筋肉に余計なプレッシャーがかからないため、

関節や筋肉に障害がおこりにくいのです。

我が子は地元のスイミング教室に通いました。

四泳法が身につき、体幹が鍛えられ自信につながりました。

体力がつき、筋肉のバランスもよく上半身がしっかりしています。

そろばん

右脳が発達する

昔から「読み書きそろばん」といわれるほど、読むこと・文章を書くこと・計算することは基本的な基礎能力として重要視されています。

５～６歳は右脳の発達が活発なため　そろばんを始めるのには有利といわれています。

そろばんを続けることで計算力はもちろんのこと

算数が得意科目となっていくことが、大いに期待できます。

理系的な素養の土台作りを行って、今後必要とされるテクノロジストを育てていくことができるかもしれません。

塾の先生からは「数学が得意なのはそろばんが関係しているだろう。」といわれました。

継続は力なり！

費用がどの習い事よりも安いことも魅力の一つです。

周囲が黙々と問題を解いていく環境に身を置けるのでお互い切磋琢磨して集中できます。

自宅でもできるそろばん教室がオンラインであるようです！

ご自宅で集中できる環境があればこちらの方がリーズナブルでオススメです。

通信教育

いつでも　どこでも　空いた時間に学習に取り組むことができます。

教科書やワークブックを開くより、ポチっとスイッチをいれるだけで問題が出てきますので、

子どもが机に向かう習慣化をさせやすいです。

子どもに「やりたい！」と思わせる工夫が沢山あります。

音声での解説があったり、間違えたところはもう一度やり直すことができたりと自分で学習をすすめていくことができます。

一人で学習を進めていくことができるのです。

教科書の出版社を選択することができますので、教科書に沿った学習もでき、予習、復習にも役立ちます。

数ある中から本を選んで読むことができるので、読みたい本があればラッキーです。

学習を終えたら　ゲームで遊ぶことができることも子どもたちにとってポイントが高い点でしょう。

我が家は　スマイルゼミと進研ゼミを利用しています。

受講料は毎年、進学の度に値上がりしていきます。

まとめ

子どもの神経系の発育は5歳頃までに80％の成長を遂げ12歳でほぼ100％になります。

この最も吸収しやすい時期に、様々な動きを経験させることで、成長の下地を作ることができるのです。神経系は一度その経路が出来上がるとなかなか消えません。

様々な刺激を受けて、神経系を育てていきましょう。

その子にあった習い事が見つかり、打ち込むことができたら　将来役立つ日が来ることでしょう。

教育費は年々インフレが進み、習い事の月謝もどんどん値上げされています。

習い事への出費の割合は各家庭それぞれ違いますので、無理のない範囲で選んでいきたいですね。