最近はコロナの影響で家庭内で過ごす時間が大幅に多くなり、運動能力の低下が懸念されています。密を避けて親子で楽しく運動出来るとスポーツとして登山はいかがでしょうか。
登山は自然環境の中で運動ができ心肺能力の向上、骨形成に良い影響を与えます。
また 基本動作を身につけたり、転びにくくなる、体力、運動能力の向上など良い面がたくさんあります。
そして、山頂まで歩くという目標ができ、登りきることができたら
達成感を味わうこともできます。
そこで食べる食事はただのおむすび一つにしても 格別なおいしさです。
小分けにしたおやつを要所要所で食べることができることも 子どもにとっては大きなモチベーションになっていました。
手をここに置いて 足をこの岩にひっかけて と考えて登り実際に体を動かしていく動作が脳の発達にとてもよい影響を与えるのです。
今回は大宰府にある宝満山を登ってみました。
宝満山の魅力
1.宝満山は標高829メートル、筑紫野市と大宰府市に位置し、多くの登山者が訪れる人気の山です。太宰府天満宮の近くに位置し、福岡市内からもアクセスが良好。
古くから三笠山、竈門山と呼ばれ、神々が降り立つ山として崇められてきました。
鬼滅の刃に出てくる主人公”竈門丹次郎(かまどたんじろう)の苗字と同じ”竈門”が神社名であり、鬼滅の刃の聖地になっているともいわれています。
鬼滅の刃ごっこをしながら山に登るのもよいですね。
登山口
正面ルートの登山口は竈門神社の本殿の北100m ほどにあります。駐車スペース100台収容の有料駐車場があります。
トイレがありますので、ここで行っておきましょう。
登山のポイント&注意点
こどもの足の長さよりも高い石段を登らなくてはならないので、子どものおしりをおしてあげます。
登山道は整備されており、迷うことはまずありません。
滑落しそうな細くて危険な道もありませんでしたので、子連れに適しています。
登山者が多く こどもたちにあたたかい言葉を投げかけてれ、こどものやる気をアップさせてくれます。
ランニングしている方や夜勤明けの消防士さんなど 日常のお散歩コースとして利用している方にもたくさん出会いました。
子どもは途中で疲れてしまい わたしの背中の中でお昼寝。
小さいお子さんは お昼寝が必要だったり、歩かなくなってしまった時のため、
抱っこ紐があると便利です。
登山用ベビーキャリアの購入も一時期考えましたが、すぐ使えなくなるので、我が家はエルゴの抱っこ紐で十分でした。
お昼ご飯はおにぎりとカップラーメン。
山で食べるおにぎりが格別です。そして何よりこどもは山で食べるカップラーメンが好きです。
普段は食べさせたくありませんが、登山の時はカップラーメンを解禁しています。
お昼ご飯を食べて復活したら、石段を飛び降りるようにピョンピョン駆け下りていきます。
竈門神社に降り立ったのは14:00すぎ頃。お団子を食べ、帰路へ。
今回は正面コースからそのまま帰路っも同じルートをたどりました。
休憩やお昼ご飯を含めて所要時間は6時間ほど。(そのうち下の子は2時間ほどはおんぶされていました。)
下の子どもは登山靴ではなく、アシックスのスニーカーを履いていたのですが、
石段でぶつけたりひっかけたり 底がすり減っていたり、1日でボロボロになっており いかに靴に守られていたかを思い知らされました。
できれば 靴は登山靴がいいですね。
翌日わたしは筋肉痛になりましたが、こどもたちはピンピンしていました。
おんぶでの石段はかなり太ももにきますので ご注意を。
持ち物
★水
水筒は重いのでペットボトルやなど軽いものが便利
★お昼ご飯
(まだ乳児であれば、ミルク、哺乳瓶、魔法瓶に入れたお湯、離乳食、エプロンなど)
★こどもが好きなおやつ
あめ、チョコ、グミ、せんべいなど 小分けにしてポケットに準備
★お湯を沸かすバーナー
★レジャーシート
レジャーシートを広げるスペースが確保できる場合が少ないので
一人ひとりが座れるサイズにカットして 持っていくと便利
100均などで売っているアルミシートでO.K.
★レインウェア
山は急な雨も降りますので、上下のレインウェアが便利
★帽子
★軍手
★ウェットティッシュ
★日焼け止め
★虫よけスプレー
★ケガ手当グッズ
★防寒着
山頂は風が強く、体が冷えることがあります。
★抱っこ紐
★オムツ または簡易トイレ
★こどもの着替え
★ゴミ袋
★(あれば)トレッキングポール
<登山装備>
★登山用のウェアで吸水速乾性がよいもの
汗でぬれた服は体温低下を招きます
★靴下はトレッキング用の厚手のものを
足のうらにかかる衝撃をやわらげ保護してくれます。
★トレッキングシューズ、登山靴
登山靴は安定感があり、滑りにくい、疲れにくいです。
ゴアテックスの素材であれば ぬかるみも快適に歩けます。
アクセス
福岡市内から1時間以内で到着。
まとめ
山の自然に囲まれ おいしい空気を吸ってリフレッシュ。
体力をつけウィルスにも負けない体づくりのためにも おすすめの登山。
準備をしっかりとして 怪我のないよう気を付けて行ってきてくださいね。
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