旅行先ではトラブルがつきもの。トラブルが想定内であれば、あわてずに対応できますね。
実際にどんなトラブルに遭ったか、またその対処法についてお伝えいたします。
Lost baggage(ロストバゲッジ)/空港で預けた荷物がない?!
空港で預けた荷物を引き取るために、ベルトコンベアの前で自分のスーツケースが流れてくるところをひたすら待ちます。
でも一向に自分の荷物が出てこない。
一生懸命この日のために1年分の荷物を準備してきたのにと半泣きになりながら
Lost baggageのカウンターに行き、フライトの情報、手荷物番号、宿泊先のアドレスと連絡先などを記入しました。
ヒースロー空港ではよくあることらしく、私の悲しみをよそに淡々とすすめられました。
手荷物は貴重品やパスポートなど最低限のものしかなく、着いて早々スーパーに買い出しに行くことになりました。
シャンプーやリンスなどのアメニティやパジャマ、下着などの着替えなどその日に必要なものを全て買いました。
というのも クレジット会社にすぐに電話し、被害の件を伝えておいたのです。
カード会社よりその日必要な日用品に対しては保険がおりるときいていたので、心が軽くなりました。
二日後の昼過ぎに宅配でスーツケースが無事手元に届きほっと一安心。
心が折れている中、カード会社の対応に救われた一件でした。
たった3秒で荷物がなくなる?!その手口とは?
ひったくり未遂
フランスのオルセー美術館へ向かう時のこと。
メトロからオルセー美術館前で降りる客はほとんどいません。
わたしと同じ車両にいた5~6人の集団の男の子たちは降りました。
その集団の前には日本人の男の人が歩いていました。突然 その日本人を集団で襲い掛かっていきました。わたしは怖くなり メトロの階段を駆け上がりました。誰か人を呼ぼうにも誰もいません。
罪悪感を抱えながら オルセー美術館へ向かうと 後ろから先ほどの日本人が歩いてきました。
大丈夫だったのかと声をかけると 何も取られなかったとの返答。被害はなかったもののとても怖い思いをしました。
ひったくりその②
ベトナムのホーチミンを夕食後に歩いていた時の事。慣れない食事か水のためお腹が痛くややかがみながら歩いていたところ、
二人組のバイクが後ろからやってきて、あっという間にかばんをひったくられました。
追いかけましたが、一瞬で他の車の流れと合流してしまい 犯人は男か女かもわかりませんでした。
幸いパスポートはホテルに置いておいたので盗まれず。
かばんの中に入っていたものは、現地のお金とサングラス、デジカメなどでした。
デジカメのデータがなくなってしまったのはとても悔やまれました。
弱って歩いている姿はひったくり犯にとって絶好のカモだったのでしょう。
かばんもショルダータイプだったため、いとも簡単にひったくることができますしね。
また、歩いていた場所ももう少し道路から離れていたら違ったのかなと思います。
現地の警察に被害届をだしていきました。
帰国後はクレジットカードの保険の携行品損害補償で補償をまかなうことができました。
持ち物1つあたり10万円など支払い限度が設けられていますが、クレジットカード一つ持っているだけで、補償してもらうことができとてもありがたい制度です。
現金は補償されませんので、必要最低限を持ち歩くのがベストですね。
海外でちょっとしたケガ、気分不快 こんな時どうする?
カンボジア編
カンボジアに行ったときのこと。日本よりも強力な?蚊にさされ、痒みもひどくどんどん腫れあがってきます。
早めに処置をした方がよいと思い、キオスクのようなタバコ屋さんのような佇まいの中に立っているおじさんに相談しました。
ポンっとすぐに軟膏を出され、とてもお安く購入できました。半信半疑で塗ってみると すぐに痒みと腫れが治まり 効果てき面!あまりにもの効き目の早さに驚きました。
おそらく日本のリンデロンVGのようなステロイドと抗生剤が混合されているタイプの強力版軟膏かと思います。地元の蚊には地元の薬が効くのでしょう。
韓国編
韓国のビートルに乗った時のこと。船内 揺れがありひどく船酔いをしました。ドロップタイプの酔い止めを内服したにもかかわらず、子ども二人も酔いました。
帰りに、もうあのような船酔いをしたくないと思い、釜山港の国際旅客ターミナルの出国フロアにちょうど薬局があったので寄りました。
そこの販売員に相談し、スティック状液体タイプの飲む酔い止めを飲用。子どもに飲ませました。
結果 誰も全く船酔いをおこさず帰国することができました。これさえあれば酔いしらず!次回の酔い止めにもほしいと思いました。
預けた荷物の変貌ぶり
トルコ編
イスタンブール⇔ヒースロー空港でのハプニング。 預けたスーツケースが割れてボロボロになって返ってきました。
ヒースロー空港でスーツケースをみせ、このフライトでバキバキに破損したことを伝えると…
深々と謝罪をされました。その紳士的な態度に感動しました。てっきり よくあることだからと言われて終わりだと思っていただけに。
そしてお詫びをしたいとのことで、名前や住所の記入を求められました。
後日 とっても大きくてガッチリとして軽いスーツケースが自宅に届きました。
国内ではこのサイズはなかなか売っていないので現在も大変重宝しています。
軽さと見た目重視でソフト系のスーツケースを使用していましたが、
海外ではひどく投げる様に乱暴に扱われることもあるので 破損することもあります。
破損に強いスーツケースを選ぶとよいですね。
見覚えのない請求が?!クレジットカードのスキミング
スキミングとはクレジットの情報を不正に入手して、不正利用することです。
その手口は様々でなかなか犯人を特定するのも難しいようです。
自分が被害者であることには気が付かず、見覚えのない多額の請求書が届いてからということもあります。
もしくはカード会社が使用履歴的に怪しいと感じた場合、利用者に「覚えのある購入か?」と連絡をくれる場合もあります。
わたしはどこでどうやって被害にあったのかわかりませんが、怪しげな会社から数回にわたり5~6万購入履歴があったことをカード会社から知らされました。
全額補償してもらい、新しいカードが来るまで、カードは使えない状態になりました。
被害に遭ったことに気づいた場合は迅速にカード会社や金融機関に連絡してください。
カード会社によっても異なりますが、さかのぼって被害があった日から全額補償してもらうことができます。利用者に明らかな過失がある場合は補償されないケースもあります。
暗証番号は後ろの人や店員、カメラに映らないように気を付けてPINコードを入力しましょう。
推測されにくい暗証番号にしないと!
まとめ
楽しい海外旅行がトラブル続きで被害者にならないためにも、事前に備えられることは備えておきましょう。
実際に被害にあったときも、二次、三次被害がおきないようあわてずに 行動してください。
年会費無料のクレジットカードでも盗難、紛失に対応していますし、携行品の盗難やホテルの設備を壊してしまった時の賠償保険なども自動付帯されてますので、確認しておくとよいです。
クレジット会社の電話番号はすぐにかけられるようにあらかじめ控えておいてもよいですね。
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