トルコはアジアと東ヨーロッパの文化が融合して国で親日的な国です。
イスタンブールでは日本語が聞かれるほどです。
食事は世界三大料理に含まれ、とてもバリエーション豊かな美味しい食事が揃っています。
観光大国であり、みどころも多いトルコ。
そんなトルコのおすすめ観光スポットをお伝えいたします。
イスタンブール
ヨーロッパとアジアの架け橋といわれているイスタンブールはトルコ最大の都市です。
1985年に「イスタンブール歴史地区」として世界遺産に登録されています。
スルタンアフメット・ジャーミィ
トルコを代表するイスラム寺院。
メフメット・アーの設計により1609年から7年半かけて建設されました。
ステンドグラスが美しく外からの光が差し込む設計になっています。
カラフルで花柄の絵柄が可愛らしくちりばめられていました。
高い天井には細かな装飾・彫刻がみられます。
夜には光で照らされ、遠くからでも目立ちます。
暗闇に輝くモスクが幻想的です。
アヤソフィア
西暦325年、コンスタンティヌス1世によりアヤソフィアのもととなる教会の建築が始まり、360年に完成。その後、537年ビザンツ建築最高傑作ともいわれる大聖堂ができました。
もとはギリシャ正教の大本山として慕われていましたが、1453年にスルタン、メフメット2世により手を加えられイスラム寺院へと姿を変えていきました。
カッパドキア
「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群」は1985年に世界遺産に登録されています。
キノコ状の岩など独特な形をした景観を楽しめ、
自然の偉大さが感じられる地域となっています。
これらは 数億年前にエルジエス山の噴火によって、火山灰と溶岩が積み重なってできたものであり、これまでにない絶景を楽しむことができます。
ギョレメパノラマ
ウチヒサル
岩の表面に沢山の穴が開いており、鳩の巣として使われていたようです。
鳩の糞をブドウ畑の肥料として利用して、ワイナリーの成長へと役立てていました。
ユルギュップ
ギョレメからユルギュップへ向かう途中に三つのキノコのような形をした岩がみえてきます。
これは三人姉妹の岩と言われており、頭の色が違って見えるのは藻類が繁殖しているからだそうです。
ギョレメ屋外博物館
キリスト教がイスラム教の迫害から逃れるために隠れて住むようになりました。
当時に作られた教会、住居などが残されています。
ギョレメ谷に30ほどの教会が公開されており、フレスコ画を見ることができます。
カイマクルの地下都市
カッパドキア最古の地下都市といわれており、人ひとりがやっと通り抜けられる洞穴のような路地を下ると迷路のような路地が張り巡らされています。
この中に学校の教室や寝室、厨房などがあり、当時の生活の様子を想像することができます。
ラクダ岩
誰かが手を加えて彫刻したのではないのか と思うほどラクダそっくりですね。
これが自然にできたのですからすごい。
本物のラクダには実際に乗ることもできますよ。
ローズバレー
ギョレメとチャウンシンの間に広がる渓谷。
太陽の移動により景色が変わり、夕暮れ時にはバラ色に染まります。
波打つ岩がまるで大きなバラの花びらのような形から、ローズバレーと名付けられました。
時間がたつと見え方が変わってきます。
自然の壮大さを感じさせる風景です。
パシャバー
キノコ型の岩が並んでいます。
アヴァノスの陶器
トルコ最長の川、クズル川の粘土質の土を使って焼いているそうです。
ローマ帝国時代以前のヒッタイト人より受け継がれているとっても長い伝統のある工芸品です。
お土産屋さんでよく鮮やかなブルーや赤の色が使われた陶器が売られていますが、ここで作られているものも多いです。
チューリップや幾何学模様などカラフルな陶器が売られています。
「綿の城」パムッカレ
1988年に「ヒエラポリスーパムッカレ」として世界遺産に登録されています。
石灰棚
炭酸カルシウムが含まれた温泉水が上部から山肌に流れ、長い月日を経て結晶化し石灰棚を形成していきました。
溜まった水色の温泉水に足を浸すと、生温かい温泉水を感じることができます。
真っ白い雪山のような石灰石の中にたまった水色の温泉水がとても珍しい景観です。
ヒエラポリス
紀元前190年に始まり、ローマ、ビザンツ時代まで長く繫栄してきた古代都市。
温泉から湧き出たガスが神秘的な作用をもたらすと考えられ、市民から聖なる都市として崇められていました。
日本と同じでトルコは活火山が多く、度重なる地震も多く、廃墟となっています。
中でも一番状態のよい、大きな円形劇場はみどころです。
パムッカレ温泉
ギリシャ・ローマ時代の遺跡が転がっている温泉です。
微炭酸の美人湯としてクレオパトラも立ち寄ったといわれています。
写真からも白く炭酸の泡が湧き出ている様子がわかりますね。
夏には賑わいを見せるプールになります。
透明度の高いキレイなプールで遺跡と一緒に泳ぎましょう。
エフェス
エフェス遺跡
ギリシャ、ローマ遺跡が比較的状態よく保存されています。
2015年に「エフェソス遺跡」として世界遺産に登録されています。
住宅、図書館、劇場、浴場など広い範囲にわたって残っており、2世紀ころにタイムスリップしたかのように想像を張り巡らせながら遺跡巡りができます。
浴場
オデオン
収容人数は1400人で、代表者会議やコンサートの際に利用されていました。
ヘラクレスの門
勝利の女神に家のレリーフが下に置かれているが、本来はヘラクレスの門のアーチ状の一部だった様子。
トラヤヌスの泉
102~104年に建立された泉。
皇帝トラヤヌスに捧げられたものであり、皇帝像の足元から水が流れていたよう。
部分的にしか残っていないので ここに水を流せばそれなりに泉にみえるかも?
ハドリアヌス神殿
2世紀のローマ皇帝ハドリアヌスに捧げられた神殿。
アーチ中央の上半身が彫られている女性は女神のティケが彫られている。
ケルスス図書館
大きくてしっかりと原型が残っている図書館。一番見ごたえがあるのでは?
125年に完成されたもので、12,000冊の蔵書があったそうです。
ファサードには4体の女性像があり、それぞれ知恵、幸運、学問、美徳を象徴しています。
大劇場
紀元前3世紀に建てられ、演劇の上演や全市民参加の会場にもなり、市民にとって重要な場所でした。丘を背にしたすり鉢状の構造は音響効果にも優れており、現在もオペラやコンサート会場として利用されています。
24,000人を収容することできる客席を持っています。
まとめ
トルコは見たことのない絶景を見られる場所であり、世界遺産も多く登録されています。
☆ビザンティン建築の最高傑作と言われるアヤソフィア。
☆変わった岩がゴロゴロと転がっていて、自然の力を感じるカッパドキア。
☆真っ白と水色のコントラストが美しいパムッカレ。
☆2000年もの歴史が残るエフェソス遺跡。
イスタンブール1泊⇒カッパドキア1泊⇒パムッカレ(日帰り移動)⇒エフェス1泊⇒イスタンブール1泊で巡りました。
時間があまりない人におすすめコースです。5日で回れますが、特にエフェスの遺跡巡りは体力が必要です!
どこの都市も行って大満足でしたので、ぜひ足を運んでほしいと思い記事をまとめました。
参考になれば幸いです。
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