行楽シーズンがやってきました。外もだいぶ涼しくなり山々では紅葉の美しい時期となりましたね。
今回はサイクリングをしながら紅葉を楽しむことができる場所をおすすめします。
耶馬渓とは
耶馬渓は大分県を代表する景勝地として知られ、2016年には日本三景選定100周年を迎えています。
数々の巨峰や奇岩群が約1キロに渡り連なっており、紅葉シーズンは岩肌から見える緑、黄色や赤の色彩が見事です。
中津市三光臼木沖代線から山国町守美までの約35キロメートルが「一般道中津山国自動車道」で、
うち本耶馬渓から山国までの約22キロメートルが、自転車専用道路となっています。
このサイクリングロードはもともと鉄道がとおっていた場所で
あちらこちらに駅名の看板が残っていたり。
そのため、勾配がゆるやかでこどもにおすすめのコースであり、鉄道特有のトンネルや鉄橋を楽しむことができます。
レンタサイクリング場に40台ほど駐車場があります。
紅葉シーズンの土日祝日は混雑します。
自転車は子ども用の補助付き自転車からロードバイク、タンデム自転車や電動アシストまで様々用意されているので、自分のニーズにあった自転車がきっとみつかるはず。
大人・・700円
小学生以下・・350円
電動アシスト・・1500円
乗り捨て・・500円プラス
どのようなコース?
自転車の補助輪がとれていない息子も頑張ってこぎました。
おすすめのコースはこちら。
耶馬渓サイクリングセンター ⇒第二山国川橋 ⇒ 平田宿場 ⇒ 青の洞門 ⇒青の洞門サイクリングセンター風水園
約10キロ程です。
詳しいサイクリングロード情報は中津耶馬渓観光協会ホームページへ
青の洞門で観光をして 自転車は青の洞門サイクリングセンターの所定の柵内に乗り捨て場に施錠して置きました。
乗り捨て代金500円を払っておくと 来た道を往復しなくても良いため、便利です。
体力や時間に余裕がある方は乗り捨てせずに、来た道を往復してもよいでしょう。
子どもが大変な道もなく、あちこち歴史についての看板を読みながらゆっくり走ったので疲れることもなくあっという間でした。
耶馬渓ダム記念公園 溪石園(けいせきえん)
1987年、耶馬渓ダムの完成を記念して造られた日本庭園で、朱色の橋がひときわ際立って絵になるスポットです。
小さい子は池に落ちないよう注意を払う必要がありますが、散歩道をお散歩するのもすがすがしい気分になります。
お弁当を広げて食べるのもいいですね。
旧平田駅
平田駅ホームは国の有形文化財にも登録されています。
沿線上なだけあって、当時のままの駅がみられますよ。
一目八景(ひとめはっけい)
山に突き出た八つの奇岩を一目でぐるりと見渡せることからこの名がつけられたそう。
「夫婦岩」「群猿山」「鳥帽子岩」「仙人岩」などの景色を堪能できます。
遊歩道を渡り、子どもたちは、鯉に餌をやりながら楽しんでいました。
耶馬渓橋(オランダ橋)
橋長116mは日本に現存する石橋の中で最長、8連アーチは唯一です。
長崎にあるメガネ橋を連想させますね。
青の洞門
僧である禅海和尚が、岸壁の上の危険な道を通る住民の状況を目の当たりにし、1735年から約30年かけて手彫りで全長342メートルの洞門を完成させたのだそう。
菊池寛の小説「恩讐の彼方に」のモデルとなった有名なスポットです。
お腹がへったら?
小谷瀬パン工房
オランダ橋の近くにパン屋さんがあります。店内でパンを買って、外のテラスで食べることもできます。
種類が豊富です。
音猫
カレーやオムライスを食べることができるカフェです。
夜には音楽家が集まる?ライブが行われているようで、看板で案内がありました。
紅葉の時期だったのでとっても混雑していました。
中津唐揚げ「からいち」
中津といえば唐揚げ といわれるほど 唐揚げが有名です。
唐揚げ専門点が軒を連ねており どこに行こうか迷ってしまいます。
そんな中訪れたのは福沢諭吉旧邸近くにある「からいち」。
福沢諭吉旧邸も訪れたい方にはおすすめ。
揚げたての大きめ骨なし唐揚げはジューシーで美味しい。食べ応えありました。
まとめ
広い耶馬渓周辺はドライブもいいですが、ポイントを絞ってサイクリングするのもおすすめです。
整備された道路で自転車しか走っていないので 子どもでも安全です。
美しい自然を目の前に 吹き抜ける風がとても気持ちがいいでしょう。
人気のスポットであり、ベストシーズンは車の渋滞もありますので、時間に余裕を持って行動してください。
コメント