「吉野ヶ里の秘宝を手作りで!親子で楽しむ歴史探訪」

子育て

子供の歴史学習にお悩みの親御さん、ご安心ください。歴史って堅苦しく感じ、子供が興味を持つのは難しいと感じていませんか?私も同じ経験をしました。子供たちと一緒に楽しめる歴史体験って、なかなか見つからないもの。でも、歴史を身近に感じ、親子で楽しむ方法があります。

歴史の敷居を下げて!子供と共に楽しむ新しい学び方

それは、「吉野ヶ里遺跡 鏡や銅鎮 制作体験」です。

歴史を実際に手で触れ、楽しむことで、子供たちの学び興味がぐんと広がります。

この体験で得られる利益は大きいです。

子供たちが歴史を生き生きと学び、一緒に過ごす時間がより豊かになります。

オススメ駐車場&体験場所

吉野ヶ里遺跡の弥生くらし館にあります。

室内で体験できますので、雨天でも心配なく楽しめますね。

駐車場は歴史公園センター(東口)に車を停車すると一番近いです。

吉野ヶ里遺跡での体験は、家族の絆を深め、未来への素敵な一歩をサポートします。

体験内容

火おこし体験から石包丁づくりなどは平日も楽しめます。

木工クラフトや組紐体験などは小さなお子様でも体験できる内容ですね。

鏡制作や銅鐸制作は土日のみの開催で小学校3年生以上が推奨となっています。

福岡・佐賀・長崎の小学校では吉野ヶ里遺跡を訪れ体験プログラムを利用することもあるようです。

今回は吉野ヶ里から実際に採掘されたという 実寸大の鏡(2000円)と銅鐸をセレクトしました。

二品の作成に1時間半くらいかかりました。

銅鐸(どうたく)・鏡はどう使われていた?

銅鐸は弥生時代に吊り下げて楽器として使われていた青銅製の鐘です。

時代とともに大きくなっていき、最大144センチほどの大きさのものもあるようです。

銅鐸は北墳丘墓の北側約500m地点で発掘されています。

鏡は紀元前1世紀頃にシャーマンのお甕棺墓(かめかんぼ)から36個の腕輪をつけた人骨と共に出土した銅鏡がモデルとなっています。

紀元前1世紀以前ということは卑弥呼が生存していた前の時代になります。

こちらは日本で作られたものではなく、中国から渡ってきたものと考えられています。

この鏡には連弧文鏡と行って銘文が刻まれています。

中央に4枚の葉をめぐらせた四葉形鈕座を、鈕座の周囲には子孫繁栄を願う「長宜子孫」の銘を、その外側に8つの弧を連ねた連弧文を配します。

「久 不 相 見、 長 母 相 忘」

長く会わなくても、お互いを忘れないようにしましょう」という意味だそうです。

国内でこの珍しい連弧文鏡が、最初に発見されたのは吉野ヶ里遺跡でした。

作成過程

何を選ぶのかによって制作時間が変わってきます。

鏡は研磨の時間があるので一番長めの時間です。

1.型についている粉をまんべんなくのばす

2.錫(すず)60%、ビスマス 40%の合金を溶かす。

3.型に一定の速度で合金を注入する。

※途中で注入を止めてしまったり遅くすると穴が空いてしまい、見栄えが悪くなるのだそう

4.冷めるまで10分待つ

5.型から外し、余分な部分をニッパーで切り取る

6.出っ張っている場所をヤスリで削り落とす

7.3種類のヤスリを使って鏡を研磨していく

90度直線的な研磨を最初にする。

一部削り過ぎて薄くなったりすると鏡が歪むので加減が難しいところ。

その後は水中で円を描くように研磨していく。

8.水中での研磨が終わったら、クリーナーを用いてさらに磨いていく

8.仕上げ磨きをして完成!!

鏡を磨くところが最も根気のいるところです。

銅鐸はチリチリ・・と小さく音も鳴ります。

できれば 各展示室や資料館を見た後に体験学習をすると理解が深まります。

最初見ただけでは 何に使われていたものかがわからないですからね。

受付時間は15:30前に終了することもあるので あらかじめ終了時間を把握しておくと良いでしょう。

まとめ

多くの家族がこの体験を通して、歴史に対する理解が深まり、子供たちの学習意欲が向上しています。

この体験では、吉野ヶ里遺跡で使用されていた鏡や銅鎮を制作する過程に参加できます。

専門のガイドが楽しく教えてくれ、家族での思い出作りに最適です。

歴史が身近に感じられ、子供たちの学びに新しい可能性が広がります。

今すぐ本で事前学習して、家族との素敵な冒険を始めましょう!

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